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.3 中間会合の承認。
.4 次の会合の日程。
(20)議長及び副議長の選出
(2l)その他
.l 西インド洋諸国のSAR及びGMDSSに関するケープタウン会議の結果
.2 INMARSATの制度上の変更に関する発展
.3 IMDGコードの改正周期を増やすための努力
.4 IACSの品質認証システムに関するIMO/IACS共同分野の発展
.5 貨物輸送ユニットヘの収納に関するIMO/ILO/UN/ECE共同ガイドライン案の承認
.6 この議題にて取り扱われる他の提案文書
(22)MSC67への報告

 

5 審議概要

(l) 議事進行
会議に先立ち、事務局長オニール氏より挨拶があり、このなかで、STCW条約1995改正及びISMコードの実施に向け更なる努力が必要であること、「ばら積み貨物船の安全性」、「条約の採択」等今次会合における重要議題についての言及がなされた。
議題について事務局案どおり採択された。

 

(2) 航行安全関係(議題7関連)
? 分離通航方式等について
次の分離通航方式等については、特段の議論なく1997年6月3日UTC0000から発効することで了承・承認された。
・Delaware Bay沖における分離通航方式の改正(アメリカ)
・West Hinderにおける分離通航方式の改正(ベルギー)
・In the Approaches to Rostockにおける分離通航方式の廃止(ドイツ)
・Off Texelにおける分離通航方式の改正(ドイツ及びオランダ)
・Off Vlieland及びVlieland Northにおける分離通航方式及びVlieland Junctionにおける警戒水域の改正(ドイツ及びオランダ)
・Terschelling−German Bightにおける分離通航方式の改正(ドイツ及びオランダ)
また、Gulf of Suezにおける分離通航方式の改正(エジプト)に関しては、事務局から説明の後、エジプトが1997年7月1日UTC0000から実施することを表明し、承認された。

 

? 英国沿岸の通航に関する勧告事項−In the Pentland Firth−の改正
勧告事項の改正に関して、INTERTANKOは、専門用語の明確化を求め、英国との協議の結果、原案通り変更なく1997年6月3日UTC0000に発効することで採択された。

 

? 航路指定の強制化
North HinderからGerman Bight間のタンカーの強制航路について、ロシアが時期尚早として反対したが、オランダ、ノルウェー、スペイン、ポーランド、ドイツが賛成し1997年6月3日UTC0000に発効することで採択された。

 

 

 

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